なぜ世界から核兵器がなくならないのか?

池上彰の「なぜ世界から核兵器がなくならないのか?」を鑑賞。かなり重い内容でずっしり来た。この長時間、こんな内容について話し続けられる池上さんの気迫たるや。核兵器を持たないし、核兵器で攻撃してはいけないという地域が南アメリカにあるという。それを成し遂げた一人の元外交官の話。それと、被爆者の言葉。「我々は微力だが無力ではない」。私も微力だが無力ではない。地球を何度でも破壊できる武器を持つことの是否なんて、どんな正論を唱えたところで「是」とできるはずがない。

北朝鮮の核開発、ミサイル開発が日々ニュースになっています。そして“これはアメリカに対する抑止力だ”という言い方をしています。でも、そもそも核の抑止力とは?なぜ核兵器がこれだけ世界に広がってしまったの?その基礎基本のところは、これまでほとんど取り上げられることはありませんでした。北朝鮮の脅威が身近に迫っている今だからこそ、なぜ核兵器が生まれて、ここまできたのか?その歴史をたどることで現状を理解すると同時に、それぞれの国の不信からこうなったのだと知れば、南米のように信頼を醸成することで非核地帯を増やしていくという動きにもなるのです。核兵器のことを知ることで、これから核兵器を無くしていくという長い道のりの第一歩を踏み出すヒント、きっかけになるのではないか?と思い、選びました」(池上彰