助詞の使い方が生死を分ける

 文章を書くことを生業にしているが、未だに「誰から見ても正しい日本語」がわからない。「この媒体ではこんな風に書けばいい」程度ならわかるのだが、「いや、ここにこう書いてはダメでしょう」「文末にこれはありえない」というような、いわゆる文章を書く上での原則のようなものは、きっとまだわかっていないと思う。

 そんな私でも知っていることがある。「助詞には気をつけろ」ということだ。

ddnavi.com

 この記事の中に、そのことがよくわかる例がある。

犬を飼っているのだがとても可愛いので、友達から猫を飼わないかと言われてもその気にはならない。

  この文では、「犬を飼っている」と「とても可愛い」の間に、「だが」が入っている。「だが」は逆接で使う助詞だが、この前後の文章は、どちらかといえば逆接ではなく順接だ。だから、この文章を読むと違和感を覚えるのだ。

 このサイトによると、正しい書き方は以下の通り。

可愛い犬を飼っている。だから友達から猫を飼わないかと言われてもその気にならない。

 私の友達であるフリー編集&ライターの某氏は、次のように書き換えた。

いま飼っている犬がとても可愛い。だから、猫を飼わないかと友達に言われてもその気にならない。

  そして私は、こう書き換えた。

うちの犬はめっちゃ可愛い! マジ可愛い! だから、「猫、飼わね?」とかいう友達マジ訳わかんない。飼わないっしょ、フツー。

  正しい日本語かどうかは別にして、私の文章が一番よく真意が伝わると思う(ウソです、ごめんなさい…某氏)。