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リアル・ロビンソン・クルーソーの世界

 4月2日に放送された「劇的ビフォー・アフター」2時間SPを録画しておいたので、それを見た。今回は、家ではなく島ごとリフォーム! さだまさしさんが所有する「詩島」をなんとかしてほしいということだった。

2時間SP「借金で潮漬けされた家」| これまでの放送リスト | 大改造!!劇的ビフォーアフター | 朝日放送

 さださん曰く、「僕ら、ロビンソン・クルーソー世代じゃないですか」とのこと。その世代は、「無人島」という言葉に脊椎反射してしまうらしい。29才のときに「無人島、買わない?」と言われ、即決で購入。すぐに家を建て、設備を整えたものの、それを楽しむ暇もなく映画制作の借金返済(なんと35億!)に追われ、38年が経過したそうだ。建物は劣化し、一部崩壊するなど危ない状況だったが、匠が知恵を絞り、低予算でステキなリゾート地に仕上げた。

 番組自体は非常に面白く、「島を丸ごとリフォーム」というスケールに興奮した。しかし、よく考えてみるとスタート地点は「ロビンソン・クルーソー」だった訳だ。だとしたら、豪華リゾート地ではなく、むしろテントやツリーハウス生活だったのでは…。

 そこで思い出したのが、Bライフの寝太郎さん。2009年から路上生活を始め、自力で小屋を建て、ほとんど収入なしでも生きていける生活環境を作った人だ。

mainennetaro.blog.fc2.com

 彼が提唱している「Bライフ」とは、こういうもの。

Bライフとは「安い土地でも買って適当に小屋でも建てて住んじゃおうという、言ってしまえばそれだけのライフスタイルだ」。「複雑な法律や理不尽な常識が襲い掛かってきても、それらを闇雲に乗り越えるのではなく、右へ左へ受け流す」―。自分だけの安全地帯で好きなだけ寝ていられる。好きなだけ本を読んでいられる。そして誰にも文句を言われない。

 (『Bライフ10万円で家を建てて生活する』より)

 ブログを見る限り、今もまだこの生活を続けているようだ。このあと、Bライフに人生の活路を見いだし、小屋を建てて暮らす人が続々登場したが、私がウォッチングする限り、彼ほど徹底して続けている人は数少ない。

 さださんのように、もし私が島を持っていたとしたら、こちらの方向に展開していきたい。芝生の上にテントを張り、周囲にある木を切って木材を作り、その木材で小屋を建てるのだ。食料は、魚を釣ったり畑を耕したりして自給自足する。…とはいえ、島を買う財力もなければ、小屋を建てる体力もないのだけれど。

 以前、このブログで寝太郎さんのことを二度紹介していたので、そのリンクもつけておく。いつか会ってみたい人だ。