チョコさん、針を飲む

 針仕事をしていたら、チョコが何かを食べていた。「なに?」と思ってみていると、「ガリッ」と音がした。急いで相方がチョコの口を開けたら、喉の奧でキラッと金属の長いものが光ったらしい。

 

「針を飲んだかもしれない」

 

 この一言で、私はオロオロ。「針、落としてないよ。違うんじゃない?」というが、相方は「いや、針だった」と断言。すぐに緊急動物医療に電話をかけ、指示を仰いだ。「レントゲンをとって、場合によっては手術だから、すぐにここにいって」と言われ、彼はチョコを連れてタクシーに飛び乗った。私はマロとお留守番。彼の電話を待つことにした。

 

f:id:mica:20160302223801j:plain

 心配そうな様子のマロ。私もソワソワ。涙がこぼれたり。針、いつ落としたんだろうと考えてみたり。以下、相方からのLINEのやりとりを記録しておく。

  • 22:22  やっぱり針を飲んでた。これから麻酔かけて内視鏡でとってもらう。内視鏡でうまくいかない場合は、開腹手術も視野に入れてます。内視鏡で取れれば入院しないけど、開腹だと3-4日入院だって。二段構えなので、確実に大丈夫。お腹に内容物があったのも良かったみたい。血液検査した後、麻酔するって。ダックスの場合、麻酔で体温が下がることが多いから、体温が下がらないように温風を当てておいてくれるらしい。この病院は万全の体制だから、大丈夫よ。
  • 23:00 血液検査の結果は、問題なし。腎臓肝臓ともに異常なし。ただヘルシーなごはん食べてたから、タンパク質と電解質が低め。内臓の負担は少ないけど、今後は少しタンパク質を増やしてもいいかもしれないって。もうちょっと食べさせてもいいのかもしれない。
  • これから麻酔します。まずは内視鏡でチャレンジし、無理だったら開腹手術。でも針だから、あまり切る必要はない。難しい手術じゃないから、後遺症も心配なし。
  • 23:23 内視鏡で見てみたけど、胃の中にごはんが残っていて、それが邪魔で針が見つからないから、開腹手術することになった。ごはんの中に混じっているのかな。だから、胃の壁を傷つけていないのかもしれない。いいような、悪いような。開腹手術だから入院になるけど仕方ないね。先生のベストに任せるしかない。
  • 23:40 針がとれたって! すごい! 外から触って、最小限だけ切ったって。針には糸がついてたよ。明日には、ホームドクターにも連絡しておいてくれるって。3〜4日は入院だね。
  • 24:12 手術終了。チョコ眠たそう。入院する部屋に連れていかれた。これから帰るね。

  お世話になったのは、白山近くにある「ER文京 動物医療センター」。動物病院が使う医療センターらしい。設備が整っていて、お医者さんの腕もよく、病後の介護も万全。こんないい病院が近くにあってよかった。

 チョコはこれから数日、入院だが、その間、呼吸や心音モニターは24時間監視して、室温は高く保たれているそうだ(ダックスは体温が下がりやすいから)。術後の心配はないと相方が保証してくれて、ホッとした。それにしても、なんで針が落ちていたのか。悔やんでも悔やみきれない。