池田晶子「14歳からの哲学」 より

備忘録として。14pからの引用。

考えるんだ。自分が思っていることが、ただ自分がそう思っているだけではなくて、本当に正しいことなのかどうかを知るためには、考えるということをしなければならないんだ。でも「しなければならない」と言ったって、べつに誰かが君に強制しているわけじゃない。あくまでも君が、間違ったことではない本当のことを知りたいのなら、ということだ。知りたくないのなら、別に考えなくたってかまわないんだ。間違った考えで、間違った生き方を選ぶのだって、なるほど君の自由だからだ。誰も君の代わりに君を生きることはできないのだからね。