ネルケ無方師講演会『死の正体』

 ネルケ無方さんの講演会に参加。私は以前から、彼の本をよく読んでいた。
ただ坐る 生きる自信が湧く 一日15分坐禅 (光文社新書)

ただ坐る 生きる自信が湧く 一日15分坐禅 (光文社新書)

 

 

迷える者の禅修行―ドイツ人住職が見た日本仏教 (新潮新書)

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 以下、ネルケの言葉をメモ。 

  • 彼は子供の頃、人生は与えられたトランプから一枚ずつカードを捨てていくものだと思っていた。だったら途中で全部、捨てたって同じじゃないか。一枚ずつ捨てるなんて面倒くさい。でも父は、反対だった。最初はカードがなく、1枚ずつふえていくと考えていた。正反対のようだけど、微分的に見たら同じ。毎瞬、生きて死んでいるのだ。
  • 一人称で考えると、私が仏と対峙する。二人称だと、私が仏の前に身を投げ出し、仏に包まれている。三人称だと、自分はどうでもいいから他人のために尽くす。そうなったとき、初めて仏になると、道元が言っている。
  • 坐禅しているとき、悟ってやると思いながらやると悟れない。もう死んでもいいと思いながらやると、うまくいく。死にたくないと思っている間はダメだ。
  • 自分は子供の頃、頭で考えていた。だから生きていることなんて意味がないと思っていた。坐禅をして初めて自分の身体を意識した。生きている実感を持った。