Bライフに憧れて

 今一番萌えているサイト、「Bライフ研究所」。憧れのライフスタイル。といっても、私には到底無理だけど。彼は、10万円で家を建て、その家で本を読んだりしながら、月2万円で暮らしている。まだ20代で、この仙人のような暮らしっぷり。恐れ入った。

 で、私はこのスタイルのどこに憧れているのか、ちょっと分析してみた。ひとつは、もちろん経済社会から開放された、その生き方だろう。もうひとつは、「欲しいものを手に入れるため、自分がどれだけの対価を払うのか」という部分をしっかり精査し、ちょうどいいバランスを見つけ出した点だと思う。

 その「対価」のなかには、たとえば、私たちが当たり前のように支払っている電気や水道、下水道、年金、保険、固定資産税なんかも含まれている。彼は、これらがどういうルールの中で成り立っているのか、そしてそのルールの範囲内で自分のスタイルを通すにはどうすればいいのかについて、ひとつひとつ調査した上で、ギリギリのラインで実践している。たぶん、そのために資格をとったり、勉強したりもしている(宅地建物取引主任資格者、PADIキューバダイブマスター、電気工事士二種という資格保持者。ちなみに学歴は、東京大学理科二類→休学一年間@海外→東京大学文学部哲学科→慶應義塾大学院哲学。おそらくとても頭のいい方なのだろう)。

 ところが私は、これらの料金が工夫次第でなんとかなるなんてこと、想像だにしなかった。何も疑わず、請求書が届けば支払うし、そのために仕事を広げ、収入を増やす努力をする。これらを支払うことによって自分が何を得て、そのために何を諦めているかなんてこと、考えたこともなかった。

 昨年の哲学塾で、さんざん「当たり前を疑え!」と言われてきたのに、わたしはまだまだいろんなことを「当たり前」として見過ごしてきているってことを実感した。あかんね。もっとしっかり目と耳を開かないと。