篠原滋子の「考える家事法」

巻末を見ると、平成元年に出版された本だった。この時代に、「家事をコンピュータで管理しよう」と思いついたこの女性は、思うに相当な変わり者だったに違いない。当時、パソコンなんて全く興味がないどころか、どういうものかも知らなかった私は、この本を図書館で借りて帰った後、何度も何度も読み返した。その時、この本の何に魅力を感じたのかは、自分でもよくわからなかった。その後、HP100LXというモバイル端末を手に入れた時は、これで家事が管理できないものかと苦心した。篠原氏の世界を、なんとか再現し、体験してみたかったのである。

すでに絶版になっていた本書を、二度と手にすることはないと思い、再読は諦めていたが、先日うちの相方がAmazonで古本を発見し、注文していてくれたらしい。二十五年の年月を経て、こうして再び手にできたことを、とても嬉しく思っている。
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