新ドラ、なに見る?

 先週一週間、各新ドラの第一回目を予約録画しておいたので、それをチェック。もともとテレビを見る習慣があまり身に付いていない私が、この春は珍しく「ちゃんとチェックしてみよう」と思ったのは、やたらと刑事もの(=犯罪もの)が多かったからだ。

 「刑事コロンボ」「古畑任三郎」「ガリレオ」に続くシリーズとの出会いを期待して全チェックしてみたが…残念ながら、そこまで魅力的な番組は見つからなかった。上記3本の中でも、とくに「刑事コロンボ」は秀逸だが、これこそ選び抜かれたスタッフが、時間と金をかけてじっくり制作したからこその結果であり、今の日本のテレビ業界にそれを求めるのは酷というものだろう。古畑は三谷さんの才能と田村正和のキャラクター、ガリレオは今をときめくミステリの王様である東野圭吾の原作と福山雅治の魅力がうまくブレンドされて生まれた傑作だし、そんな偶然がボロボロ生まれるなんてこと、期待するほうが間違いなのかもしれない。

 さてさて。結論からいうと、「ハンチョウ」「BOSS」「名探偵の掟」の3本は続けて見ることにして、「臨場」はリストからはずした。死体から拾えるものを全て拾うというコンセプトは「VOICE」に似ていて期待していたのだが、あまり好きにはなれなかった。それはたぶん、各キャラクターの成り立ちが少し強引に見えたからだろう。ドラマのキャラクターに魅力をもたせるには、それなりの個性がなければならない。その個性を作るため、制作側はいろいろ人物像を想定する。しかし、ここであまり無理な設定を作ったり、個性を強くだしすぎたりすると、その物語は途端に芝居くさくなり、見ている側の気持ちがさめる。最近は特に、どのドラマをみてもそういう傾向が強いように思う。反骨精神をアピールするには、そこになんらかの背景があって説得力がなければならないし、表現方法も慎重でなければいけない。ただ粗暴に見えたり、ワガママに見えたりすると、どうやって彼らに共感すればいいかわからなくなる。

 ということで、今週からは、継続視聴を決めた3本+これまで続けてみていた「必殺仕事人2009」の計4本を見ることにする。とはいえ、一ヶ月後にこの全てを見続けているかどうかはわからない。とくに危ないのは「名探偵の掟」だ。原作が東野圭吾なので残してみたが、「安楽椅子探偵シリーズ」の解決編に似ているノリには、正直ちょっとついていけない。次回を見て、「やっぱりダメだ」と思ったら、容赦なくはずすことにしようと思う。

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