花粉症を薬を使わずに治す方法

 そろそろ花粉の季節。「今日、きてるよねー」という話題をよく耳にするようになった。私は東京にきて以来ずっと花粉症に悩まされていて、季節になると小青龍湯だのコンタックだの飲んでいたのだが、昨年から「できるだけ薬を飲まないようにする」と決めて、いわゆる民間療法をいろいろと試すようになった。薬を飲まないと決めた理由は、薬を飲むと頭がぼーっとしてしまうから。「車の運転は控えてください」と書いてある薬は特にてきめんで、すぐに眠くなってしまう。この業種で頭が使えないと、まるっきり仕事にならない。つまり(かっこよくいうと)プロ意識から、薬は避けることに決めたのだ。いま試しているのは、こんな方法。効果があるかどうかは、これから分かってくるはずだ。

 まず、腸の具合がいいと花粉症になりにくいという話を聞いたことがあるので、整腸効果を意識しつつ、体質改善のために以下のことをやっている。

・ヤクルト400を飲む
・発酵系(味噌、納豆、漬け物、ヨーグルト)のものを意識して摂取する
・油っこいもの、肉系はできるだけ避けて、消化しやすいものを食べる
・食事は、よく噛んで食べる
・イチョウの葉エキスとローヤルゼリービオフェルミンを飲む
・睡眠時間は6〜7時間確保
・口呼吸をせず、できるだけ鼻呼吸する

 食事制限は、実際なかなか難しい。肉を食べないといっても、やはりそこは美味しいものが好きだから、我慢してストレスをためるよりは食べて幸せな気分になったほうがいいような気がする(ストレスがアレルギー症状を引き起こす要因になるというのは、有名な話)。だから、肉を食べるときは特にゆっくりと時間をかけ、しっかり噛むように心がける。これだけで、かなり消化を助けることになるのではないかと思う。

 それと、物理的に花粉を持ち込まないために、次のことをやっている。

・外出から帰ったら、すぐに手洗いとウガイ。できれば鼻うがい
・上着は玄関で脱ぎ、部屋に持ち込まない
・髪の毛はできるだけまとめる(アップにしたり、三つ編みにしたり)
・夜寝る前に、必ず髪を洗う(まくらに花粉をつけないために)
・外出前と寝る前に、鼻の奥に綿棒でごま油を塗る(『昔ながらの暮らしの知恵』という本にあったので)

 とくに、最初の「手洗い」は重要だと思っている。いくらマスクをして花粉の侵入を防いでいるつもりでも、花粉がついた手でものを食べたり、顔や目をこすったりすれば、それはつまり花粉をこすりつけているのと同じだ。手洗いは、できるだけ専用の消毒液を使い、よく医者が風邪対策としてレクチャーしているように、きっちり手首まで洗うようにしている。これだけでも、ずいぶん花粉を体内にとりこむ確率が下がるのではないかと思う。

 今のところ、花粉症らしい症状は出ていない。一度に全部試しているので、どれが効いているのかは分からないが、たぶんどれも少しずつ影響しているのだろう。しかし、花粉症の季節はこれからが本番。ひどくならないために、自分の体と相談しながら慎重に対処していきたいと思う。