読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

プレイヤーに復帰するために。

爪を切りました。大多数の人は「そんな大げさな…」と思うでしょう。しかし、ネイル愛好家はきっと、わかってくれるはず。時間をかけてケアしながら形を整えたネイルを切るということが、どういうことなのか。私にとっては、髪を切るよりはるかにショックでした。切ったのは昨晩なのに、いまだに我が爪を見てはため息ついています。短くなったこの爪は、色気のかけらもありません。まるで女性じゃなくなってしまったみたい。

しかし、しょうがないです。ピアノ弾きにとって、長い爪は厳禁です。キーボーディストに復帰するということは、つまり「ネイルを諦める」ということなんです。昨晩、息子に言われました。「お母さん、なにかを選ぶときはね、必ずなにかを捨てなければいけないんだよ」。私はすでに選んでいるのですから、これは当然の結果。

一度きりの人生。しかも私の場合、残された時間は今まで生きた時間より短いはず。そう考えると、変化に伴う痛みを避けてはいられません。躊躇している暇なんて、ないんです。やりたいことがあれば、その目的に向かって進むのみ。