今度こそダメかもしれない

mica2004-11-14そんな気になった。体重が減り、脱水症状が酷いため、点滴しなければならないが、血管も細くなってしまった。だから、点滴もできない。「ひどい状況ですが、うちに入院してもらっても、何もできません」と、医者は言った。そして最後にはっきりと、「ほとんど見込みはありません」。

食事できなくなってしまったから、栄養価の高いミルクをもらった。スポイドで少しずつ飲ませると、イヤイヤというそぶりをする。しかし、前歯に少しスポイドをあてると、まるで哺乳瓶のミルクを飲んでいる赤ちゃんみたいに舌を使って、少しずつ喉に流し込む。もしかすると彼は、スポイドでミルクを飲みながら、生まれて二ヶ月しか一緒にいられなかった母親のおっぱいを夢見ているのかもしれない。

小さい犬は、たしかに可愛い。でも、だからといって早くに母犬から引き離してショップに出すと、免疫力のない子犬になってしまう。そういう子犬は、すぐに病気して死んでしまうそうだ。私はそんなことも知らず、ショップでモモを見つけ、あまりの可愛さに買ってしまった。バカだった、と思う。私のような客がいるから、ペットショップもブリーダーも、本当に小さな子犬をどんどんお店に出してしまうのだろう。その挙句、モモは腸炎から肺炎を併発し、ジステンバーになった。しかしこれは、彼のせいではない。運が悪いのでもない。