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「ある隊士の切腹」

今回の話の流れ、演出、最後の〆まで含め、劇を見ているようだった。 「飛脚はまだですか」というフレーズの繰り返し。 まだこないと知ったときの暗転。最後に響く、飛脚の鈴の音。 やっぱり三谷さんって舞台の人なんだ、と思った。

それにしても、人が死ぬというのは大変に重い。 こうやって見ているだけでも、十分に重いというのに。 イラクでは人質が何度も晒され、その後で殺されている。 人がたくさんいて、その前で殺されるという点では、とても切腹の映像と似ているような気がした。

切腹は昔の話で、そういう時代だったんだろうと納得することもできる。 しかし、イラクの人質事件は今この時代の話で、そう簡単に納得する訳にはいかない。