ポケットにアガサ

先週読んだ本は二冊。「殺人は癖になる」「晩餐会の13人」。前者は犯人正解だったが、後者はダメ。あまりに大胆で、意外だった。アガサのミステリーは、いつも裏に悲しい&微笑ましい人間らしさが隠されていて好き。事件に至るまでの道のり、感情の動き、人間関係が重要なファクターとなる。しかも、湿っぽくない。必要以上に脅したりすることもない。だから、安心してじっくりと推理ゲームを楽しむことができる。ミステリーは海外物が好きで、国産物はどうも苦手。やたらと陰湿だったり、気味の悪い暗号や符号があったり、妙に因縁めいていたり。まあ、殺人事件なんだから、気味が悪くて当たり前なんだけど。